ロゴ

Ready
mixed
Concrete

生コン製造業

JIS認証を取得し、徹底した品質管理と
製造管理のもとに安定した生コンクリートを
供給いたします。

JIS認証を取得し、
徹底した品質管理と
製造管理のもとに
安定した生コンクリートを
供給いたします。

生コンの製品規格であるJIS A 5308(レディミクストコンクリート)は社会の要求をふまえ、改正毎に変遷を遂げてきた日本の製品規格。コンクリートは社会資本の構築に必要不可欠な材料であり、その供給の一端を担う生コン業界の一員として安心と安全をお届けします。

生コンクリートの
JIS(日本産業規格)について

生コンクリート(以下生コンという。)とは,セメント・水・砂(細骨材)・砂利(粗骨材)等を配合して工場で練り混ぜ,工事現場に配達されるまだ固まっていないコンクリートの通称です。正式には「レディーミクストコンクリート」といい,工事現場の荷卸し地点における品質を指定して購入することができるフレッシュコンクリートです。生コンのJISは,他の材料や製品の規格とは異なり,種類や品質基準,検査方法にとどまらず,原材料の貯蔵,製造,運搬の全般にわたり,方法や手順が細かく規定されています。

Characteristic

特徴

JISによる正確な表示

コンクリートは、建物を造るのに対して
「自在に形成できて寿命が長い」
という特性があります。
コンクリート構造物には、
耐震性、耐火性、遮音性、耐熱性、耐久性に
優れているといった特徴があるだけでなく、
様々な表現方法が可能なのも魅力です。

耐久性能

鉄筋コンクリート構造物は、
圧縮力に強いコンクリートと、
引張力に強い鉄筋を組み合わせているため、
非常に高い耐久性があります。
建物を建物を長期間安定して維持する
安全で最高の素材。

耐火性能

鉄筋コンクリート構造物は、
躯体そのものが耐火構造です。

(1000℃以上の高温に耐え、
強度も低下もなく、
倒壊しない安全性を有する)

大手ゼネコンとの共同開発により
高流動コンクリートの大臣認定を
取得しました。

大手ゼネコンとの
共同開発により
高流動コンクリートの
大臣認定を
取得しました。

大成建設とタチノ南帯広工場は、2016年8月1日付で高流動コンクリートの国土交通大臣認定を共同取得した。帯広厚生病院移転新築整備工事の免震装置直下基礎部で打設。建築現場で大臣認定の高流動コンクリートを打設するのは道東地区初であった。

全体のコンクリート打設量は3万7000立方メートル。このうち、免震装置直下基礎部のベースプレート下部への充填性の確保とCFT構造柱で作業性を高めるため高流動性コンクリートの採用を決めた。使用量はCFT柱を中心に約2000立方メートルの打設実績であった。

「高流動コンクリート」とは、材料の分離抵抗性を損なうことなく、自己充填性を持つ著しく流動性の高いコンクリートをいう。

建築基準法の規定に適合する構造方法の材料「高流動コンクリート」として、国土交通大臣認定を早期に取得する必要があった。

建造物の高い耐震基準を満足するために、CFT(鋼管柱の内部にコンクリートを柱として使用)と免震装置の基礎に使用するうえで、充填性を確保するためにブリーディング量の規定値を満足する必要があった。

複雑な部位や過密な配筋である免震基礎においては、バイブレーター等の締固めが不可能で、密実な充填が求められる部位について、経過時間による品質特性の変化が小さいコンクリートであることが求められた。

試験練りにより普通強度レベルの高機能な配合の決定

増粘剤一液タイプの高性能AE減水剤マスターグレニウム6500(BASF社製)を使用したコンクリートとし、セメント量を増加することなく流動性と材料分離を両立可能とした。

材料・調合上の課題をクリアするコンクリートを検証し、使用配合を決定。

粉体量の少ない普通コンクリートでも材料が分離せず、密実なコンクリートにすることができ、充てん後に骨材やセメント粒子の沈降や水が浮くブリーディングもほとんどなく、隙間を埋めるといった2次施工作業が省けるため、省力化やトータルコスト削減の効果があった。

高流動コンクリートを含めて相当量の生コンを必要とする現場で、均質な性能の製品を安定して提供することが出来た。

高い技術水準の大規模建築に携われたことは大きな誇りで、自信と自負につながった。より一層の品質管理と技術の向上を進めていきたい。

Case Study

帯広厚生病院 / 2018.11.05 完成

帯広厚生病院
2018.11.05 完成

建物名称
帯広厚生病院
所在地
北海道帯広市西13条南9丁目3-1ほか14筆
建築主
北海道厚生農業協同組合連合会
敷地面積
72,662.23㎡
建築面積
16,770.41㎡
延床面積
病院本棟64,776.44㎡、マニホールド棟他137.68㎡、院内保育棟806.79㎡
構造・階数
S造、免震構造、一部耐震構造地上10階
主用途
病院
病床数
651床
工期
2016(平成28)年3月17日~
2018(平成30)年10月1日
施工
大成建設・伊藤組土建・宮坂建設工業・萩原建設工業・川田工業・ 市川組建設工事共同企業体
設計
久米設計
Awards

一般社団法人新都市ハウジング協会
2019年度 CFT構造賞 受賞

帯広厚生病院

厚生労働大臣優良賞 受賞